米国の麻酔科医の抱える現状と問題ー日本は米国の失敗から学べるか?
橋本友紀
Associate
Professor
University
of California, San Francisco, Dept. of Anesthesia and Perioperative Care
医療を取り囲む制度、環境が異なる中で、日本と米国の麻酔科医は、異なった問題、あるいは、同様の問題に面してきた。米国の麻酔学会では、専門医集団としての麻酔科の存続に危機を感じ、Specialtyとして生き残るためにいろいろな取り組みがなされている。一部の取り組みは、良い結果を出しつつある中、一部の取り組みは、思いがけない新たな問題、challengeを生みつつある。 この講演では、演者の経験に基づいて、近年の米国麻酔科の抱える問題と、その解決の模索を紹介する。日本の麻酔科は、米国の麻酔科の「失敗」あるいは「経験」から学べることがあるかもしれない。講演の中では、次のような点について考察する。 |
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